MGRS のしくみ
MGRS は NATO 軍や捜索救助で使われる表記で、UTM の位置を短く書きます。グリッドゾーン(54S)、100 km 四方の区画を表す2文字(UE)、区画内の東距・北距の数字の順です。数字が5桁ずつなら 1 m、4桁なら 10 m、3桁なら 100 m の区画を表します。
日本の防災分野では同じ表記を「UTM グリッド」と呼び、災害時に位置を伝えるのに使います。MGRS の数字は四捨五入ではなく切り捨てで、54S UE 8644 4680 は地点を含む 10 m 四方を指します。米国の USNG(FGDC-STD-011-2001)も同じ方式で、NGS の資料と FGDC 規格の例で検証しています。
よくある質問
MGRS と UTM は同じもの?
投影は同じですが、MGRS は東距・北距の上の桁を 100 km 区画の2文字に置き換えます。そのため座標が短くなり、読み上げのときの間違いも減ります。